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カルコグラフィーができるまで


1.インクの準備。主にはクルミ油にアマ油と石鹸を加えたペーストに、顔料を混ぜ、樹脂とラベンダーオイルで硬さを調整したもの。作品によって配合もさまざま。

6.版をプレス機に注意深くセット。その上にインクの吸い取りを良くするため、十分に湿らせた紙をのせる。
  2.柔らかい布を使って溝の1本1本にまでインクを詰めていく。     7.何トンにもなる圧力を和らげるためフェルトが被せられる。プレス台が動き原版・紙・フェルトが同時にローラーの下を通ることで圧がかけられ、インクが紙に移し取られる。
  3.全体重をかけ、余分なインクを拭き取っていく。     8.非常に強く圧力がかかるため、紙にはプレートマークという原版の縁の跡がくっきりと残される。この後、48時間の紙の乾燥がなされ完成。
       
  4.インクの付きを確かめながら、余分なインクを手のひらでさらに拭き取る。  

刷り上ったカルコグラフィー
ルーヴル美術館所蔵ダヴィッドの大作「ナポレオン1世と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠」を銅版画化したもの。
最後にmのマークが空押しされ、その品質が証明されます。
     
  5.磨き上げるように周囲を拭き取った版。版には磨耗防止のため電気分解による鉄メッキが施されているので赤銅色ではなく銀色をしている。  
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