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「ヴェルサイユ宮殿が銀で装飾されていた頃」

 MMF開館5周年を記念して、3Fギャラリーでは「ヴェルサイユ 美しき時代の物語―鏡の回廊を歩く、天井画を覗く」を開催中ですが、今月インフォメーション・センターからご紹介するのは、同じヴェルサイユ宮殿の華麗な調度品に光を当てた一冊です。
 本書は2007年11月からこの3月までヴェルサイユ宮殿美術館で開催されている展覧会「ヴェルサイユ宮殿が銀で装飾されていた頃」のカタログ。太陽王と謳われ、もっともヴェルサイユが輝いたルイ14世の時代、宮殿の王のグラン・アパルトマン(正殿)は、銀細工が施された絢爛たるテーブルや鏡、椅子などの調度品であふれていました。こうしたスタイルの調度品は、16世紀末のスペインで制作が始まり、その美しさに魅せられたヨーロッパの王侯貴族は、競って自らの宮廷を銀細工の調度品で飾りたてたのです。現在ではそうした品々の大半は失われてしまいましたが、ルイ14世が暮らしたアパルトマンをはじめとしたヴェルサイユ宮殿には、当時の調度品がいまなお、輝きを放っています。

 
「ヴェルサイユ宮殿が銀で装飾されていた頃」
Quand Versailles était meublé d'argent
26×29.3cm/270ページ
フランス語/刊行2007年
価格/19,635円(税込)
 
 本書では、ヴェルサイユ宮殿をはじめ、ドイツやデンマークなどの宮殿に残る約200点の調度品を鮮明な図版で紹介しています。また、当時の時代背景や工房の資料などもあわせて掲載し、17世紀に各国の宮殿を彩った調度品制作の舞台裏までも詳細に明かされています。
 ルイ14世がいかに華麗な宮殿に暮らしていたか―。ページをめくりながら、17世紀の太陽王の暮らしぶりに思いを馳せてみませんか?
 
 
 
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