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屋敷の内部にはオリジナルの家具が置かれ、ルノワールが暮らしていた当時の面影が色濃く残されています。1階は大きな出窓がある食堂とそれに続くサロンがあります。食堂では窓と向かい合った席がルノワールのものと決まっていました。食器棚や暖炉は彼がデザインしたものです。ここにはルノワールが彫塑した3男クロード(ココと呼ばれた)の頭像があります。 |
| 彫刻はルノワールがカーニュ・シュル・メールで始めたものです。ココの頭像はルノワール自身の手で制作されましたが、リウマチがひどくなり手が不自由となってからは、彫刻家のリシャール・ギノ(Richard Guinot)やルイ・モレル(Louis Morel)に指示を与えて作ってもらっていました。エントランスにあるアリーヌの胸像もそうして制作されたものです。 |
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アリーヌはルノワールより18歳も年下でしたが、夫に先立つこと4年前の1915年に急死してしまいます。第一次世界大戦で負傷した息子を見舞った直後のことで、この時の無理がたたったのだろうと言われています。ルノワールと同じくカーニュ・シュル・メールの墓地に眠っていますが、エントランスの像は墓標のために作られたものでした。 |
サロンのルイ16世様式の家具は、ルノワール自身が揃えたものでした。壁には≪水浴する女たち≫や≪ピション夫人の肖像≫など7枚の絵が飾ってあります。食堂にも4枚の作品が掲げられ、この美術館には計11枚のオリジナル作品があります。その中の1枚、描きかけの裸婦像はルノワールが裸婦の体の質感を捉えたくて描いたもので、顔や背景はおざなりに描かれているところを見ると、当時の画家の興味がどこにあったのかを示しています。作品を前にすると、ルノワールが語った「神が女性の胸をあのように作らなければ、私は画家になっていたかどうか……」という言葉が思い出されます。
また1階にはこの他、彫刻を手伝ったギノの作品、また親しくしていた画家で、この家にもよく滞在したアルベール・アンドレ(Albert-André)の作品を集めた部屋もあります。 |
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印象派を代表する巨匠ピエール=オーギュスト・ルノワールとその次男で映画監督ジャン・ルノワールの世界にクローズアップする展覧会。家族、父と子といったテーマを軸に、ときに父子の油彩画と映像を対比させながら、フランスの芸術界に大きな影響を与えた二人のルノワールの世界に迫ります。 |
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2008年2月2日(土)-5月6日(火) |
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渋谷Bunkamuraザ・ミュージアム |
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10:00-19:00(毎週金曜・土曜は21:00まで) |
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展覧会期間中は無休 |
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ピエール=オーギュスト・ルノワール
《田舎のダンス》 1883年
油彩・カンヴァス
180x90cm
オルセー美術館
©Photo RMN/H. Lewandowski/digital file by DNPAC
ジャン・ルノワール
『ピクニック』 1936年
Paris, Collection Cinémathèque française, fonds Femis; D.R. |
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| 田中久美子(Kumiko TANAKA/文・写真) |
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所在地 |
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Chemin des Collettes, 06800
Cagnes-sur-Mer |
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Tel |
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| +33(0)4-93-20-61-07 |
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Fax |
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| +33(0)4-93-73-09-20 |
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URL |
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開館時間 |
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夏期
10:00-12:00、14:00-18:00
冬期
10:00-12:00、14:00-17:00 |
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休館日 |
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| 火曜日、1月1日、5月1日、11月、12月25日 |
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入館料 |
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| 3ユーロ |
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| MMFインフォメーション・センターでは、フランスで開催された「ルノワール+ルノワール」展の展覧会カタログをいちはやく入手。そのほかにも、ルノワールに関する書籍を閲覧いただけます。 |
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