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▲北側から見た美術館外観。右側の大きな窓のある部屋がアトリエ。 |
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印象派を代表する画家、ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)がニースの隣町、カーニュ・シュル・メールに居を構えたのは1907年、66歳の時でした。中世の街並みが残る旧市街から少し離れたコレットと呼ばれる丘のオリーブ畑だった土地で、オリーブの古木群が切られてしまうかもしれないと聞き及んだルノワールは、それらを救うために購入を決断したとも言われています。畑だった部分は庭として、オリーブには手を付けぬまま、ルノワールは南の斜面に家を新築したのでした。 |
| すでにリウマチを病んでいたルノワールには、南仏の暖かい太陽が必要でした。2階には大きな吹き抜けのアトリエ、そして居住スペースからはオリーブの樹々の向こうに美しい旧市街の景色が見えます。 |
| ここには妻アリーヌ(Aline)と3人の息子、ピエール(Pierre R.)、ジャン(Jean R.)、クロード(Claude R.)と住み、画家はこの家で1919年に亡くなっています。 |
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▲庭にある馬車小屋。現在はブティックになっている。 |
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▲ルノワールが馬車小屋の光景を描いた《コレットの農場》。 |
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| 画家が最後の時を過ごしたこの館は1960年まで、息子のクロードが所有し、その後市に売却されました。家は美術館となり、庭にあった馬車小屋は現在ブティックとなっています。 |
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▲庭からはカーニュ・シュル・メールの旧市街を望むことができる。 |
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ルノワ−ルはこの小屋を油彩画≪コレットの農場≫に描いています。次男で映画監督となったジャンが『草の上の昼食』の撮影に使ったこともありました。アリーヌが好んだオレンジの木やルノワールが愛したバラが今も残る庭は、現在無料で市民に公開されています。その佇まいは当時と変わりなく、昔の写真と違うのは樹々の丈が伸びていることだけです。不思議なことにルノワールは家の写真は撮っても、絵は1枚も残しませんでした。 |
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印象派を代表する巨匠ピエール=オーギュスト・ルノワールとその次男で映画監督ジャン・ルノワールの世界にクローズアップする展覧会。家族、父と子といったテーマを軸に、ときに父子の油彩画と映像を対比させながら、フランスの芸術界に大きな影響を与えた二人のルノワールの世界に迫ります。 |
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2008年2月2日(土)-5月6日(火) |
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渋谷Bunkamuraザ・ミュージアム |
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10:00-19:00(毎週金曜・土曜は21:00まで) |
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展覧会期間中は無休 |
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ピエール=オーギュスト・ルノワール
《田舎のダンス》 1883年
油彩・カンヴァス
180x90cm
オルセー美術館
©Photo RMN/H. Lewandowski/digital file by DNPAC
ジャン・ルノワール
『ピクニック』 1936年
Paris, Collection Cinémathèque française, fonds Femis; D.R. |
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| 田中久美子(Kumiko TANAKA/文・写真) |
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所在地 |
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Chemin des Collettes, 06800
Cagnes-sur-Mer |
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Tel |
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| +33(0)4-93-20-61-07 |
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| ■ |
Fax |
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| +33(0)4-93-73-09-20 |
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URL |
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開館時間 |
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夏期
10:00-12:00、14:00-18:00
冬期
10:00-12:00、14:00-17:00 |
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休館日 |
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| 火曜日、1月1日、5月1日、11月、12月25日 |
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入館料 |
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| 3ユーロ |
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| MMFインフォメーション・センターでは、フランスで開催された「ルノワール+ルノワール」展の展覧会カタログをいちはやく入手。そのほかにも、ルノワールに関する書籍を閲覧いただけます。 |
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